産後に股関節が痛む方へ|歩き始め・片脚立ちでひびく原因と整体でのケア
2026年10月2日

「抱っこして立ち上がると、脚の付け根がズキッとします」「階段をのぼるとき、股関節がひっかかる感じがあります」。当院には、こうしたご相談が届きます。産後のママにとって、珍しいことではありません。
この記事では、股関節の痛みが出やすい場面と、産後に負担が残りやすい理由、今日から見直せる動き方のポイントをまとめました。医療機関にご相談いただきたい目安もあわせてご案内します。
股関節の痛みが出やすい3つの場面
股関節は、太ももの骨と骨盤をつなぐ関節で、脚の付け根にあります。痛みは、体重が片方の脚に寄る動作で出やすくなります。
1. 抱っこしたまま立ち上がる・歩き出すとき
赤ちゃんの重さが加わった状態で脚を踏み出すと、股関節と骨盤には自分の体重以上の負担がかかります。いつも同じ側で抱っこしていると、その負担も片側に集まります。
2. 階段や着替えなど、片脚で体を支えるとき
片脚で立っている間、骨盤は支えている側の股関節だけで支えられています。階段をのぼる、立ったままズボンをはくといった日常の動作で「付け根がひびく」という方は少なくありません。
3. 横座りやあぐらで長く過ごしたあと
床で授乳やおむつ替えをする時間が長いと、股関節を大きく開いたり、ねじったりした姿勢が続きます。「立ち上がった最初の数歩がつらい」というご相談につながりやすい姿勢です。
産後に股関節まわりの負担が残りやすい理由
股関節は骨盤とつながっているため、骨盤まわりの状態の影響を受けます。
ヨーロッパの骨盤の痛みに関するガイドラインでは、妊娠・出産に関わる骨盤まわりの痛みについて、骨盤の後ろ側の痛みが太ももの裏へ広がることや、恥骨の痛みをともなうことがあり、立つ・歩く・座るといった動作を続けにくくなると説明されています。脚の付け根の痛みをともなう方がいることも報告されています。
同じガイドラインでは、産後は多くの方で痛みが落ち着いていく一方、妊娠中の痛みが強かった方などでは長引くことがあるとも述べられています。
出産を経た骨盤まわりに、抱っこの片側重心や、床で過ごす時間の長さが重なる。これが、産後に股関節の痛みが長引きやすい背景の一つです。
今日から見直せる、3つのポイント
1. 抱っこは左右を入れかえる
片側の腰に赤ちゃんを乗せる抱き方は、同じ側の股関節に負担が集まります。ときどき左右を入れかえるか、抱っこひもで体の正面に抱くようにしてみてください。
2. 立ち上がり・階段は「両脚で」を意識する
立ち上がるときは、両足を腰幅に開いてから。階段は手すりを使い、1段ずつのぼります。ズボンや靴下は、座ってはくと片脚立ちの時間を減らせます。
3. 床では同じ座り方を長く続けない
横座りやあぐらは、同じ向きのまま長く続けないようにします。授乳クッションで赤ちゃんの高さを上げると、前かがみや体のねじれも少なくなります。
こんなときは医療機関へご相談ください
次のような場合は、整体ではなく、まず整形外科または出産された産科へご相談ください。
- 脚に体重をかけられない、足を引きずらないと歩けない
- 妊娠中から股関節の強い痛みが続いている
- 転んだあとから痛む
- 発熱や、股関節まわりの腫れ・熱っぽさがある
- じっとしていても強く痛む、夜も眠れないほど痛む
- 脚のしびれや、力が入りにくい感じがある
海外では、妊娠後期から産後にかけて股関節の骨がもろくなり、骨折につながった例も報告されています。判断に迷うときは、医療機関の受診を優先してください。
学園の森整体院での股関節まわりのケアの流れ
- 問診で、痛む場面(歩き出し・片脚立ち・床からの立ち上がり)を具体的に伺います
- 立ち姿勢や歩き方のくせと、骨盤の傾き・左右差を確認します
- ご説明と同意をいただいたうえで、脚を動かして股関節の動きを確認し、脚の付け根まわりの状態もみていきます
- 骨盤・股関節まわりの調整と、ご自宅でできる抱っこ・立ち上がり方の見直しをお伝えします
当院は完全予約制で、無理な勧誘はいたしません。通う回数やペースは、お体の状態とご都合をうかがったうえでご相談します。
※ 痛みの感じ方や変化には個人差があります。
お子さま連れでも安心してご来院いただけます
- 保育士が在籍しています(17:30まで)。お子さま連れの最終受付は16:30です
- 女性専用の個室をご用意しています
- 駐車場は34台。ベビーカーは入口までお持ちいただけます
- 水曜日は13:30までの営業となり、お子さま連れのご案内ができません
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